【図書館】司書講習のすすめ
司書講習のすすめ
理想の図書館を知っていただきましたが、そうなるためには課題があることもお伝えしました。
tasaki-shino-zakki.hatenablog.com
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今回は、その課題を解決する方法を考えてみました。
まず、いろんなサービスがあることを利用者に知ってもらう
皆さんは知っていますか?
皆さんの知りたい情報が図書館にないとき、その情報を持っていそうな専門機関や専門家に問い合わせてくれるサービスがあること。
皆さんが欲しいと思う新聞記事を検索して、切り抜いてくれるサービスがあること。
もちろん自分でやってしまってもいいのですが、情報検索のスキルが必要です。
そんな専門的なスキルを持っている図書館に頼めば、すべてやってくれます。
こういった便利なサービスをもっと利用者に知ってもらうことが、図書館の課題解決につながると思います。
司書が専門的な知識・スキルを活かす
図書館のお仕事は忙しいようです。
利用者の目に見えるカウンター業務はもちろん、目に見えない書籍の装備や配架など、やることがたくさんあります。
そんな中、利用者の課題を解決していこうというのですから、それはもう大変です。
そこで、図書館の一般的な業務をする職員と、利用者の課題解決をする専門的なサービスを行う職員とを分けてしまってはいかがでしょうか。
業務委託や非常勤の職員も専門的なスキルを持っているに越したことはないですが、なかなか難しいと思います。
司書資格を持っている正規の職員なら、自分の図書館をより深く知り、どこにどんな情報が置いてあるのか把握しておくことで、利用者の要望に応えることができます。
そうしてサービスの質を向上させ、「図書館は必要だ!」と感じてもらうことができれば、予算を増やしてもらう交渉もでき、図書館が発展していくと考えられます。
司書講習のすすめ
図書館のこと、情報検索のスキルを知るために、司書講習を受講することをオススメします。
たとえ図書館で働く予定がなくてもです。
情報が溢れかえっている現代で、その情報を上手く活用していくためにも、司書の専門的知識・スキルは非常に役立つと思います。
私は司書講習で、図書館の意義や生涯学習の概念を知りました。
人は学び続けるのです。
その学びの一つに「司書講習」を提案します。
皆さんが司書講習を受講し、図書館が存在する意味を理解してくだされば、図書館の課題は解決したも同然なのです。
司書講習を受けなくても。
学び続けましょう。
図書館を利用して。
なんてね
「図書館のおはなし」いかがでしたでしょうか?
これで「図書館のおはなし」は終わりです。
次回からは「司書講習のおはなし」を書いていきます。
田崎しの