【ののの】望みの度合
望みの度合
前回は「望みの過程」ということで、望みの誕生から消化まで見ていきました。
tasaki-shino-zakki.hatenablog.com
今回は、そんな望みの度合について考えたいと思います。
どれくらい強く望んでいる?
自分の望みを一つ、思い浮かべてみてください。
その望み、どのくらい叶えたいと思っていますか?
今すぐ? 明日までに? 1年後? 10年後? 死ぬまでに?
絶対叶えたい? いつかは叶うだろう? 叶ったらラッキー?
自分の感覚で考えてみてください。
望みの度合とは?
望みの度合とはまさに、今考えてもらったことです。
その望みをどのくらい叶えたいと思っているか、です。
これを数値化してみたり、グラフ化してみたりするのも、アリです。
ですが、私は面倒くさがりなので、頭の中だけでその度合を考えます。
他の望みと比較してみる
望みの度合を調べるには、自分が持っている他の望みと比べてみるといいです。
比べるというのは、望んでいる理由を考えることであり、その理由こそ自分が大切にしている価値観であると言えます。
自分の価値観を知っていくことで、「比べた結果、こちらの望みの方が強い」と判断することができ、望みの整理につながります。
私の場合、「ひとりになりたい」という望みがあり、それを「友達を作りたい」という望みと比較してみると、やはり前者の方が強い望みだと思っています。
その理由は「自分の時間を優先したい」という価値観があるからです。
他の望みも比較してみると、また別の価値観が見えてくるかもしれません。
どのくらい達成できそう?
より強く望んでいることが見つかったとします。
今度は、その望みを達成できるかどうかを考えてみましょう。
100%達成できますか? 50%くらい? もっと低いかも? 限りなく0%に近いということも・・・・・・。
ここでは、絶対に叶えられることも、叶えられないことも問題ではありません。
「どのくらい叶えられそうかな?」と自問し、その望みを現実的に捉えられるかどうかが重要になります。
例えば、あなたの周りに理想の高い人はいませんか?
口ばかりで行動が伴わない人。もしくは、理想のタイプを並べ立てて恋人ができない人。などなど。
強く望んでいても現実的に考えられなければ、その望みに振り回されてしまいます。
詳しくは次回「望みの功罪」で書くことにします。
まとめ
望みの度合をまとめると、以下になります。
- どのくらい叶えたいか(自分の価値観が判断基準)
- どのくらい叶えられそうか(達成の可能性)
この二つの視点で、望みの強弱、大小、長短などを考えてみてください。
考えていくうちに、同じくらい強さの望みがあったり、矛盾する望みが両立したりすることが起こると思います。
そこまで見えてくれば、望みが整理されてきていると言えます。
一番強い望みを決める必要はありません。
望みには度合がある、ということに気がつきましょう。
次回は「望みの功罪」について書きます。